GAME REPORT 試合詳細

第43戦 2008年11月24日(祝) 試合開始:9時00分 天気:くもり 球場:スカイマークスタジアム
試合名:日刊スポーツマリンカップ決勝 vs BGM戦


 チーム 1 6 7 計 
BGM 0 0 0 1 0 1 1 3 3 2
JAPAN BOYS 0 0 0 0 2 1 0 3 1 3
抽選の結果、JAPAN BOYSが準優勝

バッテリー:北島、東野―古賀
安打:吉村
盗塁:遠藤

同点抽選で準優勝…あとアウト二つが…痛恨のプレーで同点

□試合詳細 / 寸評
またしても雨が心配されたが奇跡的にも天気ももって行われた、スカイマークスタジアムでの日刊スポーツマリンカップの決勝は 終盤激しく動いた試合だったが、土壇場の最終回に追いつかれ同点、抽選の結果またしても準優勝に終わった。
相手は、甲子園出場経験者を中心に県大会で優勝数回、西日本軟式野球大会にも出場している滋賀県の超強豪BGM。
そんな相手でもJBが果敢に挑む。
先発は先週の春季草魂カップ決勝で温存したエース北島が満を持して登板。その北島は初回 簡単に三者凡退に斬ってとりまずまずの立ち上がりを見せる。
するとその裏先頭の遠藤が四球を選び、工藤が犠牲バントを決め、3番柳川が倒れるも、4番金池が四球を選び、二走遠藤が 盗塁も決め二死ながら1,3塁のチャンスを作る。ここで迎えるバッターは、先週の試合2安打の5番高橋。
期待が集まったがセンター フライに倒れ先制のチャンスを逃してしまう。
チャンスのあとにピンチあり。続く2回表先頭の4番バッターに左中間を痛烈に破られるツーベースヒットを浴び、四球とワイルドピッチ などで無死2,3塁のピンチを招いてしまう。
しかし、ここからが北島の真骨頂。丁寧にコーナーを突くピッチングで、ショートゴロ、 ファーストファールフライ、ピッチャーゴロに打ち取り踏ん張る。
3回まで両チーム無得点で迎えた4回表、思わぬ形で試合が動き出す。
先頭の4番バッターに死球を出してしまうと、続く5番バッター の当たりはボテボテのピッチャーゴロ。しかし雨が降り出した影響か、北島が足を滑らせ無死1,2塁のピンチを招いてしまう。さらに続く6番バッターの当たりもボテボテのピッチャーゴロ。これも北島が1塁へ悪送球をしてしまい、1点の先制を許してしまう。
その後、二死1,2塁のピンチに代打の当たりは、この球場でも入ってしまうのではと思う豪快な打球。しかしこれをライト金池が アンツーカーで足を捕られながらも好補しなんとかこれ以上の失点を防ぐ。
このままでは終われないJBは、5回裏ふたつの四球とエラーで二死ながら満塁のチャンスを作ると、ここで2番工藤の当たりは ボテボテのサードゴロ。これを執念のヘッドスライディングでエラーを誘い、同点に追いつく。
さらに続く満塁のチャンスに3番柳川が 死球となり、逆転に成功する。
このまま逃げ切りたいJBは、6回からリリーフに東野を送り出す。その6回簡単にツーアウトを取るも、ここからツーベースヒットを 許し四球で、二死1,2塁のピンチを招くと、8番バッターに粘られた末にライト前へ運ばれ同点に追いつかれてしまう。
しかしその裏、先頭の5番高橋が四球を選び、途中出場の新開がバントを決め、二死ながら2塁のチャンスを作ると、途中出場の 吉村がレフト線へのタイムリーツーベースヒットを放ち、3-2と1点のリード奪う。
こうなると念願の初優勝に向けて大盛り上がり。最後の守りとなる7回表先頭バッターをサードゴロに打ち取るとあとアウトはふたつ。しかし、ここからピッチャー東野、キャッチャー工藤のバッテリーに極度の緊張感が襲う。
続く2番バッターを簡単に四球で歩かせると 3番バッターの当たりはピッチャーゴロ。これをなんと東野が1塁へ悪送球となり一死2,3塁、ここで迎えるバッターは4番という絶対 絶命のピンチを迎えてしまう。
足を震わせ、唇も乾き、顔面蒼白のピッチャー東野はそれでもファーストゴロに打ち取ると、ファースト 新開が渾身のバックホーム。タイミングは微妙であったが、キャッチャー工藤がそのまま1塁へ転送してしまい1塁はアウト。
なんとキャッチャー工藤は、ランナー満塁と勘違いしており、本塁タッチプレイをしておらず、あっけない形で同点とされてしまう。
それでもJBは最後の攻撃となる7回裏、四死球で一死1,2塁と一打サヨナラという場面を作る。ここで迎えるバッターは4番金池。しかし当たりはボテボテのショートゴロ。これが幸いしタイミングはどうかと思ったが、これを相手ショートの好プレイで二死2,3塁。さらに続く5番高橋の当たりもボテボテのショートゴロ。これも相手ショートの好プレイの前に無念の同点引き分け。
その後、ジャンケンで4-2とあと一歩まで追い詰めるがそこから3連敗で抽選負け。
日刊スポーツマリンカップの決勝は、最後の最後までわからない展開となったが準優勝という結果となった。
ステラカップ、春季草魂カップ、日刊スポーツマリンカップと3週続いた決勝戦は、結局ひとつも勝てず、すべて準優勝となったが ここまで勝ち上がったことは、十分胸を張っていい成績。
しかし最後は悔しい負け方だったので、あと一歩のところ、あとちょっと足ら なかったところを詰めて、来年は優勝できるよう頑張りましょう!


ページ先頭へ