GAME REPORT 試合詳細
試合名:甲子園カップ第1ステージ第2代表決定戦 vs 生野BBC戦
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | H | E |
JAPAN BOYS | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 8 | 3 |
生野BBC | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | × | 8 | 5 | 2 |
バッテリー:柴田、高山―片山
敗戦投手:柴田5勝3敗
本塁打:柴田2号
安打:片岡、高橋、柴田、高山、佃、工藤、金池
盗塁:高橋
序盤から4点リードも、まさかの1イニング4HRで逆転負け…
□試合詳細 / 寸評
第1ステージ突破を目標に挑んだ甲子園カップ第1ステージ第2代表決定戦。勝てば第1ステージ突破という大一番だったが、序盤 から4点のリードを奪うも、蒸し暑い天候にバテ、中盤相手打線の長打攻勢に屈指あまりにも悔しい逆転負けで敗退した。
前日までの雨で心配されたグランド状況だったが、対戦期限の関係もあり懸命の整備で試合にこぎつける。
相手は1回戦で0-3と惜敗したチームと再び対戦となる。しかし、このグランド整備で先発マスク予定の木村がギックリ腰をしてしまい 波乱含みの試合開始となる。
先攻のJBは初回、2番片岡がぬかるんだグランドの影響もありセカンドへの内野安打で出塁すると、3番柴田がセンターオーバーの ランニングホームランを放ちいきなり2点を先制する。
さらに続く2回、一死から8番佃がレフト前ヒットで出塁すると、9番工藤はピッチャー前への絶妙なバントヒット。これを送球エラーする 間に佃が生還し、1点を追加する。さらに四球と3番柴田の内野安打で二死満塁とすると、4番金池は押し出しの四球を選びJBは 序盤から幸先良く4点のリードを挙げる。
JBの先発は柴田。1,2回と四死球でランナーを出塁させるも、落ち着いて後続を断ち相手打線を抑える。
しかし、4点リードの3回裏コントロールの乱れからリズムを崩す。先頭の9番バッターに四球を与えると、1番バッターにも死球を与え 無死1,2塁とされる。ここで相手チームがダブルスチールを仕掛けるも、キャッチャー片山の3塁への送球が逸れる間に1点を 還される。さらに2番バッターのサードへの打球を遠藤が弾く間に三走の生還を許し、2点を還される。
主将遠藤は、蒸し暑さの影響もあり、試合前から脱水症状を起こし、この回で退いてしまう。
先発の柴田もコントロール、リズムと今季最悪の状態。まだリードしてるもどこか余裕のないピッチングを続けていたが、4回裏不安が的中してしまう。
先頭の6番バッターにレフトオーバーのホームランを打たれ1点差に迫られると、8番バッターにもライトオーバーのホームランを打たれ 同点とされてしまう。
さらに、9番バッターをこの試合6個目の四死球を与えると、続く1番バッターにもセンターオーバーのホームランを浴び、2点の逆転を 許してしまい、自己ワーストとなる6失点でノックアウトとなる。
さらにリリーフした高山も相手打線の勢いが止められない。
二死2塁から、4番バッターにこの回なんと4本目となるホームランを浴び 一気に4-8と逆転されてしまう。
こうなると打線が奮起するしかないJBは、5回無死から4番金池が右中間を破るツーベースヒットで反撃のチャンスを作る。しかし続く5番高橋、6番片山が三振に倒れチャンスを逃すと、最終回となった6回、先頭の代打中村が四球を選び、途中出場の太田が死球で続き一死1,2塁とするも後続が倒れゲームセット。
JBは序盤からリードするも、中盤相手打線の猛威の前になす術なく 逆転を許し、あまりにも悔しすぎる敗戦となった。
この試合、序盤リードを奪い試合を優位進めるも、先発柴田はコントロールの悪さからリズムを崩し、相手攻撃の5回中4度先頭打者 の出塁を許し、常にプレッシャーを受ける状況になってしまいました。
また悪コンディションもありチーム全体のリズムの悪さを露呈して しまいました。4回の守りも、内野が声掛けたりして、落ち着かせることが出来れば、大量失点に繋がらなかったのではという内容でした。
攻撃面は、2,3,5,6回と先頭バッターが出塁したもの得点に結びついたのは2回だけと、チャンスを十分に生かせられなかったのは残念でした。
特に中盤に1点でも還しておければ、終盤相手にプレッシャーをかけることが出来たのですが、それも出来なかったのも大きな敗因となってしまいました。
今回は非常に悔しい結果となりましたが、大会での悔しさは大会でしか晴らせません。
この敗戦をただの敗戦とせず、糧として今後の残す大会でいい結果が残せられるよう出直していきましょう。