GAME REPORT 試合詳細

第21戦 2012年5月20日(日) 試合開始:15時30分 天気:はれ 球場:本庄
試合名:連盟北支部第1回大会第4戦 vs アプランズG戦

 チーム 1 計 
アプランズG 0 7 0 0 0 7 5 1
JAPAN BOYS 0 2 1 0 2 5 9 4

バッテリー:梨木、東野―木村
敗戦投手:梨木3勝2敗
本塁打:森田2号
安打:中村2、福井、柴田、村上、遠藤、木村、片岡
盗塁:柴田2、福井2

序盤の守乱に走塁ミスが響き、あまりにも痛すぎる敗戦…

□試合詳細 / 寸評
連盟北支部のリーグ戦第4戦は、序盤に守りのミスが重なり大量失点を喫し、攻めては粘りを魅せ食らいつくも、走塁ミスで自ら好機をつぶしあまりにも痛すぎる敗戦となった。
すでに1敗を喫し、優勝や府大会出場にはこれ以上負けられないJBは、この試合北支部2今日の一角とされるチームとの対戦となる。4年前に練習試合で対戦し勝利したのも、手強かった印象。。。
JBの先発は、右腕梨木。ウォーミングアップ不足も影響してか、初回二死から2本の安打を浴びピンチを招くも、何とか踏ん張り無失点で切り抜ける。
しかし2回、思わぬ形で大量失点を喫してしまう。先頭の6番打者の当たりを遊撃片岡の悪送球で出塁を許すと、四球と遊撃内野安打などで一死満塁のピンチを招く。すると、1番打者には中堅前、2番打者には左翼前へと連続適時打を浴び2点を先制されてしまう。さらに続く3番打者の当たりは二塁ゴロ。しかしこれを福井が後逸し、二者が生還し、さらに2点を失う。ここで踏ん張りたかったが、先発の梨木はさらに続く4番打者には甘く入ったストレートを狙われ中堅前適時打を浴び、この回5点目を失うと、二死満塁から打ち取ったと思われた飛球は遊撃片岡と二塁福井がお見合う形で落球し、さらに飛び出した二走を刺そうと三塁へ送球するもこれが悪送球となり、この回合計7失点とあまりにも大きすぎるリードを許してしまう。
こうなると打線が奮起したいJBは、相手投手の嫌らしい投球に必死に食い下がる。2回裏先頭の5番木村が死球で出塁し、一死2塁から7番中村が中堅越えとなる適時打でまずは1点を返す。しかし打った中村は、二塁憤死。このあと続く8番森田は左中間越えの本塁打で、この回2点を返す。
さらに続く3回、先頭の1番柴田がセフティーバントを決めるなど一死3塁とすると、3番福井の一塁手が弾くゴロで4点差に詰め寄る。
先発の梨木は、3回、4回をリズムよく相手打線を打ち取り、味方の反撃を待つ。
4点リードを許しながらも、2回、3回の得点で流れはJBペース。しかし、続く4回その流れを自ら断ち切ってしまう。一死から7番中村がこの日2本目となる中堅前安打で出塁する。ここで前の打席で本塁打を放っている8番森田。しかし一走中村の単独盗塁が二塁憤死となってしまう。それでも二死から四球と、代打村上の中堅越え安打で二死1、3塁とする。ここで一走村上が二盗を試み、タイミングは微妙もアウトで、この回さらに詰め寄る好機を逃してしまう。
それでも3-7と迎えた最終回、JBは粘りを魅せる。先頭の1番柴田が四球、盗塁、2番遠藤はセフティーバントを決め一死1、3塁と食い下がる。しかし3番福井は一塁ゴロ、4番梨木はこの日3つ目となる三振で、二死1、2塁。5番木村が左翼前安打で満塁とすると、6番片岡の中堅前適時打で二者が生還し5-7とする。さらに二死1、3塁からこの試合2本の安打を放っている中村であったが、最後は遊撃直に倒れゲームセット。JBは、優勝や府大会出場が非常に厳しくなる今リーグ戦2敗目を喫した。
この試合、守備では何と言っても2回の大量失点につながる守備の乱れが痛かったです。試合前に走者の出塁を許してからも、そこを粘ろうと話してましたが、まさにその状況でミスが続き、粘り切れなかったのが痛かったです。
また打線のほうでは、得点差があるので走者を貯めないといけない状況のなかで、暴走気味の走塁で憤死したプレーは痛かったです。いつも話してるように走塁ミスは、試合の流れを変えてしまいます。また単独の盗塁は、100%セーフにならないといけないプレーであり、アウトになると致命的になってしまいます。
打線に限れば、ここ2週やや当たりが出ていませんでしたが、相手投手の嫌らしい投球の前にバントで揺さぶるなど工夫し、しっかりとポイントを引き付けて打撃が出来ていたのは良かったと思います。
また序盤に大量失点を許しましたが、相手チームに対し常にプレッシャーを懸け続けられたのは、良かったと思います。
と言っても敗戦が現実です。今リーグ戦の残り試合は、非常に厳しい試合になりますが、この試合で終わりでないのも現実です。まずは一戦一戦自分たちの野球が出来るようやっていきましょう。


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