GAME REPORT 試合詳細

第27戦 2013年7月7日(日) 試合開始:13時00分 天気:はれ 球場:十三
試合名:練習試合 vs レイジーガイズ戦

 チーム 1 4 5 6 7 計 
JAPAN BOYS 0 0 0 0 1 1 0 2 4 2
レイジーガイズ 3 0 0 0 0 0 × 3 4 1

バッテリー:柴田―木村
敗戦投手:柴田3勝3敗2S
安打:佃2、片岡、矢作
盗塁:

超強豪相手に終盤追い詰めるも、初回の失点が響き惜敗…

□試合詳細 / 寸評
猛暑のなか1試合目に引き続き行われた練習試合2試合目は、超強豪相手に序盤からリードを許すも、終盤懸命に追い上げ追い詰めるも序盤の失点が響き惜敗した。
この試合の対戦チームは昨年マルハンドリームカップ大阪大会でベスト4進出、過去同大会や甲子園カップなどでも優勝経験がある超強豪チーム。JBは1試合目の疲れも見せず、猛暑のなか集中力を高めて挑む。
JBの先発は柴田。ここ数試合調子が悪く立ち上がりでの失点が続いていたが、この試合でも懸念材料を露呈してしまう。
先頭の1番打者に四球を与えると盗塁と野選で無死1、3塁とピンチを招くと、重盗で1点を先制されてしまう。さらに続く3番打者に左翼前適時打を浴びると、その後も制球が定まらず5番打者の安打と四球で満塁のピンチを招くと、7番打者には押し出しの四球を与えてしまい、立ち上がりからいきなり3点を許してしまう。
こうなると何とか打線が奮起したいJBであったが、相手好投手の前に4回まで3人ずつに抑えられ、攻略の糸口さえ掴めない。
先発の柴田は2回以降、カーブを多投し緩急を駆使して、相手強力打線に追加点を与えず4回までなんとか3失点で踏ん張る。
すると4回表、JBは疲れの見えた相手投手を攻める。一死から5番森田が四球を選び、相手野手の失策もあり1、2塁の好機を作る。しかしここで7番西の打席時に捕手からの牽制球で二走森田が憤死してしまう。これで好機が潰えたかと思われたが、7番西、8番佃が粘って四球を選び二死満塁とする。ここでこの日誕生日を迎えた9番片岡が左翼前へ運ぶ適時打を放ち1点を返す。
さらに続く6回表には一死から3番竹内が四球選び、進塁打で2塁へ進むと、途中出場の矢作が左翼越えとなる適時二塁打を放ち2-3と1点差に詰め寄る。
先発の柴田は、5回、6回も得点圏に走者を背負うも、猛暑で疲れが見えるなか何とか踏ん張り打線の反撃に期待をかける。
1点リードで迎えた最終回一死から8番佃が中堅前安打で出塁する。しかしここで前の打席で適時打を放った9番片岡は、力のない一邪飛に倒れ、暴投で二死2塁となるも最後は1番柴田が捕手ゴロに倒れゲームセット。JBは超強豪チームを最後は追い詰めるも、初回の失点が最後まで響き惜敗した。
この試合、公式戦を意識して格上のチームを相手に勝利をすることを目指していただけに、結果は非常に残念なものになりました。超強豪チームに先制点を許してしまうと、非常に厳しい試合展開になることが再認識させられました。特に先発柴田は立ち上がりの投球も含めて、イニングでの先頭打者の出塁率が非常に高く、点を取られるべくして取られ、かつ試合の流れも手繰り寄せられない投球が続いてます。守備からリズムが作れたら、攻撃でも良い形が作れるのがこのチームの特徴でもあり、ましてやこの試合のように超強豪チームであるなら、尚更勢いがつきます。現に2回以降はカーブを多投しなんとか踏ん張った中盤以降は、ベンチを含めて活気を取り戻し相手チームにもプレッシャーを掛けることが出来ました。
反対に攻撃では7イニングですべて先頭打者が出塁が出来ず、試合運びの脆さがそのままの結果に繋がりました。大会で格上チームに勝利するには、試合序盤の入り方や攻守ともに先頭打者の出塁がポイントになってきます。今後もこのポイントの意識を高めて、大会では勝てるようやっていきましょう。