GAME REPORT 試合詳細

第21戦 2016年7月10日(日) 試合開始:11時00分 天気:はれ 球場:西中島A
試合名:ストロングカップ予選リーグ第5戦 vs RAT'S戦

 チーム 1 2 3 4 5 6 計 
JAPAN BOYS 0 1 1 0 0 8 10 7 0
RAT'S 4 2 3 0 0 0 9 6 1

バッテリー:萩本、大場―石松、佃
勝利投手:大場1勝5敗1S
本塁打:出水1号
安打:宗岡、遠藤、太田、佃、森田、出水
盗塁:太田3、金池

土壇場最終回、7点差をはね返す大逆転劇で決勝T進出!!
□試合詳細 / 寸評
先週の予選リーグ第4戦を落とし、決勝トーナメント進出には勝利しかないストロングカップ予選リーグ最終戦は、相手強力打線に序盤から3本の本塁打を浴びるなど大量2-9とリードされるも、土壇場の最終回、驚異的な粘りを発揮し、4本の適時打などで8点を挙げ、大逆転劇で勝利し決勝トーナメント進出(予選リーグ1位)を決めた。
この試合の対戦チームは、昨年甲子園カップオープン大会で準優勝してる強豪チーム。昨年この大会の決勝トーナメント準々決勝で対戦し、1-5と完敗していたが…
JBの先発は左腕萩本。勝利するためには、最少失点に抑えるイメージしかなかったが、初回死球などで一死2塁とされると、3番打者に中堅越え適時二塁打を浴び先制点を許すと、4番打者に左翼前安打後、5番打者に右翼越え3点本塁打を浴び、この回いきなり4点を失う。
JBは2回表、この試合5番に抜擢した出水が中堅越え本塁打を放ち1点を還すも、先発萩本は府内有数と評判の相手強力打線の前に飲み込まれてしまう。
続く2回裏には1番打者に2点本塁打、3回裏にも8番打者に3点本塁打を浴びてしまい、序盤3回を終わって2-9と大量リードを許してしまう。
しかし昨年対戦時、集中打を浴び無念の初回降板となった大場が意地を魅せる。3回途中からリリーフのマウンドに上がると、四球で走者を出しながらも踏ん張って4回裏、5回裏を無失点に切り抜ける。
するとタイムアップが迫るなか、6回表JBが驚異的な粘りを魅せる。
先頭の5番出水が四球と暴投で無死2塁とすると、6番太田が左翼越え適時二塁打でまずは1点を還すと、一死2塁から8番佃が中堅越え適時二塁打を放つ。続く9番大場が三振に倒れ二死となるも、3連続四死球で4点差に詰め寄る。
その後もリリーフした投手を攻め、二死満塁カウント3-2から4番森田が右翼線を破る適時二塁打で、二者に続き一走萩本も一気に生還し、1点差とする。
さらに続く5番出水もカウント追い込まれながら右翼越え適時二塁打を放ち、一気に7点差を追いつき同点とする。こうなるとJBの雰囲気は最高潮。押せ押せの雰囲気のなか連続暴投で逆転に成功する。
最終回となった、その裏をリリーフ大場が何とか踏ん張りゲームセット。JBが奇跡的な大逆転劇で勝利し、予選リーグ4勝1敗で見事決勝トーナメント進出を決めた。
この試合、すごい試合となりました。大量リードを許しましたが、チーム全体が集中していて、諦めない気持ちが最後の攻撃に結びつきました。そのなかでも5番に抜擢した出水が見事期待に応えてくれました。また今季不調が続く佃と森田二も適時打が出て打線に勢いをもたらしてくれました。
先発した萩本は、3本の本塁打を浴びましたが、両サイドのコーナーをもっと有効に使い、またバックももっと声を掛けるなど工夫が必要でした。それでもリリーフした大場は、よく相手打線を抑えました。昨年対戦時の悔しさから、よくこの試合で実力を発揮しました。
昨年大会に続く決勝トーナメント進出になります。ここからはさらに厳しい試合となりますが、一戦必勝の気持ちでチーム一丸となって挑みましょう。


☆勝利のHERO!!   ☆勝利のHERO!!
     
1本塁打に同点となる適時打を放った出水    3回途中からリリーフし無失点に抑えた大場 
しばらくお待ちください   しばらくお待ちください