GAME REPORT 試合詳細

第3戦 2017年1月22日(日) 試合開始:10時40分 天気:あめ 球場:寺田町
試合名:西日本大会大阪予選会2回戦 vs Infinito戦

 チーム 1 2 3 4 5 6 7 計 
Infinito 0 1 0 0 0 0 2 3 5 3
JAPAN BOYS 0 0 0 0 2 0 0 2 3 2

バッテリー:萩本―米崎
敗戦投手:萩本1敗S
安打:出水2、森田
盗塁:出水2

超強豪を最終回二死まで追い詰めるも無念の逆転負け…
□試合詳細 / 寸評
極寒のなか、降りしきる雨のなか行われた西日本大会大阪予選会初戦となる2回戦は、超強豪チームを相手に中盤逆転し、最終回二死まで追い詰めるも再逆転となる適時打を浴びてしまい、その裏の攻撃でも二死満塁まで粘りを魅せるも、最後は抑えられ無念の初戦敗退となった。
この試合の対戦チームは、連盟港支部A級で過去サンスポ野球大会準優勝2回、GBN関西大会でも優勝している大阪府内を代表する超強豪チーム。
今大会でも優勝候補筆頭と呼び声高いチームを相手に、JBもチーム一丸となって挑んだ。
JB先発は左腕萩本。立ち上がりの初回を三者凡退に取る上々の投球を魅せる。
2回表、一死から四球と遊撃宗岡の失策で一死1、2塁とされると、7番打者に左翼前適時打を浴び先制を許してしまう。
何とか食らいつきたいJBは3回裏、先頭の8番米崎が四球、9番工藤が犠打を決め、さらに暴投と四球で一死1、3塁の好機を作る。この場面で2番遠藤の初球にエンドランスクイズを敢行するも相手バッテリーが外し、三走米崎が憤死し、この好機を逃してしまう。
先発萩本は3回以降、キレあるストレートと変化球を駆使し、相手強力打線を封じる。
するとJBは5回裏、またしても下位打線で好機を作る。一死から相手野手のミスと、代打森田の右翼前安打で一死1、3塁の好機を作る。すると続く1番出水が二塁への適時内野安打で同点に追いつく。続く1、3塁の好機で2番遠藤への2球目にエンドランスクイズを敢行するも、またしても相手バッテリーに外され二死3塁となってしまう。それでも遠藤の叩きつけた打球が相手野手のミスを誘い、2-1と逆転に成功する。
そのまま1点リードで最終回を迎える。先頭の6番打者を三振に取るも、7番打者に右翼前安打、8番打者に三塁内野安打と犠打で、二死ながら2、3塁のピンチを招く。この場面で1番打者に右翼前安打を浴び、途中から入った右翼石松がこの打球を弾いてしまい2塁走者も生還し、土壇場で逆転を許してしまう。
1点リードを許して迎えた最終回の攻撃、この回からリリーフした投手の制球難に付け込み、先頭の7番金池が四球を選び出塁する。さらに二死から1番出水が中堅前安打、2番遠藤も四球を選び、一打同点・逆転と二死満塁の好機を作る。この場面で3番宗岡は、左翼越えとなる打球を放つも、好捕されゲームセット。JBは超強豪チームを追い詰めるも、無念の逆転負けを喫し、西日本大会大阪予選会は初戦敗退となった。
この試合、全般的には良く戦いました。ほぼ理想的な展開、試合運びが出来ましたが、最後の最後で攻守ともミスを露呈してしまいました。
攻撃では、相手投手のストライクの見極めと、追い込まれてからも、粘り強くをテーマに序盤から食らいつき、5回裏の逆転に繋げました。しかし最終回の攻撃で無死1塁から、続く2者が簡単に飛球を上げ、相手投手を楽にしてしまったのは大きなミスとなりました。
先発した萩本は、相手強力打線をよく抑えてくれました。2回の失点は雨の影響もあったように見えましたが、それ以外のイニングでは、大きな制球ミスもなく、危なげない投球でした。
それでも最終回の逆転となった一打は、初球の入りに悔いが残りました。
大会では、いかなる試合でも勝利して次に繋げることがテーマです。超強豪チームを最後まで追い詰めたのも事実ですが、勝ち切れなかったのも事実です。個々にチームとしても、勝利に対し何が足らなかったかを見つ直し、これからも練習試合等で埋めていき、これからの大会では勝利できるようやっていきましょう。