GAME REPORT 試合詳細

第21戦 2024年7月7日(日) 試合開始:11時00分 天気:はれ 球場:寝屋川淀川
試合名:オリックスバファローズカップ準々決勝 vs LBC

 チーム 1 2 3 4 5 計 
JAPAN BOYS 0 0 8 0 0 8 9 5
LBC 4 0 2 0 1 7 7 1

バッテリー:野村、萩本―武田
勝利投手:野村9勝1敗
セーブ投手:萩本1勝1敗1S
安打:河田2、武田、林(敬)、和田、萩本、林(逸)、関矢、新垣
盗塁:新垣

まさかの展開も一気集中打で逆転!死闘を制しあとひとつ!
□試合詳細 / 寸評
2週連続で雨天順延と想定外のスケジュールと、また最高気温35℃湿度65%という超過酷な天気のなか行われたオリックスバファローズカップ準々決勝は、今シーズン平均失策0.7とチーム歴代最少を誇る守備でまさかの守乱が続き、試合展開も想定外の展開。
序盤から大量リードを許す非常に苦しい展開も、中盤の3回に一気の7連打で逆転し、最後はリリーフした左腕萩本が踏ん張り、目標とする京セラドーム進出まであと1勝と迫る準決勝進出を決めた。
この試合の対戦チームは、連盟住之江支部C級で、オープン大会で優勝もしている実力チーム。
JB先発は、右腕の野村。たちが上がりの初回、先頭の1番打者を二塁新垣が失策するも、続く2番打者を三直併殺に抑え二死とする。しかしここからが予想外の展開に…
3番、4番打者に連続死球を与えると、6番打者の飛球は中堅和田へ。しかしこの打球を和田が落球し、1点を先制されると、6番打者には右翼前適時打、7番打者には右中間を破られる2点適時打を浴び、この回大量4点を失う。
反撃したいJBは、相手速球投手の前に、2回まで好機すら作れない、非常に苦しい展開となってしまう。
それでもJB打線は3回表、意地を魅せる。先頭の8番武田が右翼前安打で出塁すると、9番横路が四球、1番林(敬)が右翼前安打で無死満塁の好機を作る。この場面で初回に失策をした2番和田が走者一掃となる中堅越え適時三塁打を放ち、1点差に詰め寄ると、続く3番河田が左翼前適時打を放ち、4-4の同点に追いつく。
さらに続く4番萩本が右翼線を破る二塁打を放ち、無死2、3塁の好機を作ると、5番林(逸)が中堅前適時打を放ち、ついに逆転する。
その後も相手速球投手を攻め、6番関矢が左翼越えとなる適時三塁打を放ち7-4とすると、7番新垣も右翼前適時を放ち、8-4とする。
しかしその後の好機で、簡単に打ち上げ併殺打に取られるなど雑な攻撃をしてしまうと、やはり試合はその後も激しく競り合う展開に…
4点のリードをもらった先発の野村は3回裏、先頭の3番打者の当たりを遊撃横路が失策すると、5番打者の左翼前安打と死球で一死満塁のピンチを背負う。すると7番打者に右翼前への2点適時打を浴び、8-6と2点差とされてしまう。
追加点が欲しいJBは、4回表、5回表と相手好投手の前に三者凡退に抑えられ得点を挙げることが出来ない。
最終回となった5回裏の守り、先頭の5番打者の当たりを中堅和田がまたしても落球で無死2塁のピンチを招く。この場面でJBは左腕萩本をリリーフのマウンドに送る。
その萩本は、代打に左翼前安打を浴び、無死1、2塁のピンチを招く。当たってる7番打者を遊撃飛に打ち取るも、続く8番打者の当たりを一塁河田が後逸し、8-7と1点差に詰め寄られ、尚も一死1、2塁と長打が出ればサヨナラという大ピンチを招いてしまう。
この場面で続く9番打者を二塁ゴロ併殺打に打ち取り劇的なゲームセット。JBが死闘を制し、京セラドーム大阪進出へ王手とする準決勝進出を決めた。
この試合、非常に苦しい試合となりましたが勝てて良かったです。
4点ビハインドのなか、中盤一気の連打で逆転できたのが良かったです。そして守りでは、3週間ぶりの実戦というブランクの影響からか序盤から終始ミスを連発しましたが、最終回の併殺打だけは最高に良かったです。
反省点としては、今シーズンワーストに近いくらいの好守にミスを連発したことです。守備でも、攻撃でも自ら苦しめてしまいました。それでも大逆転で勝てたのは、救いです。この試合で出来なかったことを個々でも修正し、次週の準決勝は勝てば目標とする京セラドーム大阪進出です。しっかし準備して、チーム一丸となって挑みましょう!!


☆勝利のHERO!!  
 
最終回好リリーフを魅せた萩本  
しばらくお待ちください